謝辞

この度は、JMSA New York Life Science Forum 2015にお越しくださり、誠にありがとうございました。そして、素晴らしく貴重なお話をしてくださった演者の皆様、ポスター発表者の皆様、各セッションを円滑に進行してくださった座長の皆様に心から感謝いたします。またこのフォーラムは学生を含む多くのボランティアの皆様のご協力で実現いたしました。この場をお借りして、ご支援くださった全ての方々に深くお礼申し上げます。

21世紀は生命科学の世紀という常套句がありますが、事実、我々の生活は生命科学と密接に関わっています。その点で、生命科学分野の研究でいま何が明らかになろうとしているのかを知ること、そして生命科学分野の研究者が医療の現場を含む社会の現状をよく理解することは重要です。そのためには、最新の研究成果や社会のニーズを専門外の人に対しても分かりやすく解説して情報交換する機会が必要なことはもちろんですが、なにより、普段同じ業界の人としか接しない傾向のある私たちにとって、まず異なる分野や業界の人と知り合いになる機会が必要でした。それを実現する一つの方法が、「分野の垣根を超えて人々が集うライフサイエンスフォーラム」の開催であると考えました。

実際、ニューヨークでは各所で日本人の集まりがあるものの、施設や分野を超えた交流の場は限られておりました。研究者を含めた横のつながりを築くには何かきっかけが必要なことは明白でした。ニューヨークには医師や研究者はもちろんのこと、生命科学に関心の高い博学多才な日本人が集まっております。そこで、直接はなかなか会う機会がない人々と出会い、人材や情報の交流のきっかけとなるようなフォーラムの開催を目指しました。前例のない試みであったためほとんど手探りで始まりましたが、関係者の皆様が全面的にご協力くださったおかげで、第一回目となる今回のフォーラムを実現させることができました。

当日はニューヨーク大学のLangone Medical Centerにて、当方の予想をはるかに超える150人以上の参加者が一堂に会しました。片道5時間半を運転してきてくださった講演者や、熱意あふれる高校生のポスター発表者、またこのフォーラムのためにはるばる日本からお越しくださった参加者もいらっしゃいました。分かりやすく作り込まれた興味深い講演やポスターからは、発表者の強いメッセージだけでなく、熱い情熱も伝わってきました。ポスターセッションも、ワイン片手にあちらこちらで熱い議論が展開されたり楽しい会話に花が咲いたりと活気にあふれ、とても印象的なものとなりました。

閉会後、現在までに今回のフォーラムに対する大変多くのコメントが寄せられています。誠にありがとうございます。頂いたアドバイスを次に活かせるよう、しっかりと検討いたします。「ライフサイエンスをキーワードに、様々なバックグラウンドの人が双方向的に最新の情報を交換し、分野を超えて交流できる場」を創ることを目指して今後も改善を続け、会を発展させていきたいと考えております。将来的には、フォーラムが新しく赴任した人達の助けにもなったり、遠方の人達がニューヨークの人に会う機会にもなればと願っております。このフォーラムが少しでも皆様のお役に立ったり、果ては科学技術や社会の発展につながったりすれば、これ以上ない幸せです。

次回は2016年4月9日(土)の開催予定です。ありがたいことに既に4名の方が運営参加を表明してくださいました。運営に興味を持っておられる方、いいアイデアをお持ちの方、ぜひ、運営委員会<jmsa.forum@gmail.com>までご連絡下さい。より強力になった委員会が運営するJMSA New York Life Science Forum 2016で、また皆様にお会いできますのを楽しみにしております。

フォーラムにご参加くださり、ありがとうございました。最後になりましたが、皆様の今後一層のご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げます。

JMSA New York Life Science Forum 2015 運営委員会
運営委員長 山田 真太郎